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大学研究室ホームページ作成の際に気を付けたいこと

仕事柄、様々な大学の研究室のホームページを拝見させていただいております。研究成果や研究室の活動を積極的に発信されている素晴らしいサイトが多いのですが、一部のサイトではとても残念に感じてしまうことがあります。そこで今回は研究室ホームページ作成の際に気をつけていただきたいことをまとめてみました。

フレームを使用しない

以前の記事「研究室ウェブサイトで多用されるフレームは時代遅れ」でも説明しましたが、未だにフレームを用いているサイトが多く見られます。現状主流になっているHTML5ではフレームは廃止され、SEO(検索エンジン最適化)やユーザビリティの観点から使って良いことは一つもありませんので、使わないようにしてください。上の記事でフレームの代替策もご紹介していますので、宜しければ参考にしてください。

広告が表示される無料サーバーを用いない

FC2などの無料サーバーでは広告が大きく表示され、アカデミックなサイトとしての信頼性を大きく損ねます。以前の記事「研究室ホームページを検索結果の上位に表示させるには」でも解説した通り、ac.jpなどの大学のドメインのサーバーに置いたほうがSEO(検索エンジン最適化)上、有利ですので、可能な限り大学のサーバースペースを利用してください。やむを得ず外部のサーバーに置く場合は、医学・医療系であればUMINが利用できますし、民間のレンタルサーバーでも安価で借りられるところがあります。

テキストを画像にしない

テキストの大半を画像で作ってしまっているサイトを見かけますが、Googleなどの検索エンジンが画像のテキストを認識できず、SEO(検索エンジン最適化)上、不利になってしまいます。画像にテキストを記載するのは、タイトル、メインビジュアル、バナー程度に留め、ALTでの代替テキストの設定も忘れないようにしてください。

音楽や動画を強制的に再生する設定にしない

訪問者がサイトを訪れていきなり音が鳴ってしまうと、びっくりして、思わず「戻る」ボタンを押してしまい、せっかくの訪問者が逃げてしまいます。自動的に音楽が流れる設定などは言語道断です。動画をページに埋め込む場合も、自動再生ではなく、閲覧者の意志で再生できる設定にするようにしてください。

グローバルナビゲーションはわかりやすい位置に

グローバルナビゲーションとは全ページに配置するメニュー項目のことです。閲覧者が迷子にならないよう、スクロールしなくても見えるわかりやすい位置に配置しましょう。ページの最下部のみに配置したり、小さいテキストで表示することなどは避けてください。また、項目数が多すぎても見づらくなってしまいますので、グローバルナビゲーションでは項目をある程度絞り、遷移先のページから分岐させるようにした方が宜しいかと思います。

最後に

ユーザビリティが悪いためにすぐに閲覧者が離脱してしまったり、検索エンジンでの上位表示ができていないためにアクセス数が少ないのはとても悲しいですよね。せっかくの努力が水の泡です。今回ご紹介したことに気を付けて研究室のホームページを作成してください。

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