「幹細胞による再生治療」の報道をご覧になった方へのお知らせ

東京医科歯科大学消化器内科ホームページをご訪問してくださった患者さんの皆様へ

3月12日に公表となり、各メディアで取り上げていただいております「1個の幹細胞から増やした細胞を用いる大腸上皮再生治療」は、残念ながら、まだヒトで実際に行われる段階にはございません。

東京医科歯科大学消化器内科では、何とかこれを実現させるべく研究をすすめておりますが、実際の応用には相当な時間がかかります。今後の基礎検討や予備試験で良い結果が出てくれば、将来的に期待出来る画期的治療法になると考えています。しかしながら、現在の潰瘍性大腸炎・クローン病の治療も格段の進歩を遂げておりますので、患者さんの大多数は現在の治療でよくなるのも事実です。

主治医の先生と良くご相談し、自信を持って治療にあったっていただくことをお願い申し上げます。

東京医科歯科大消化器内科 渡辺 守