「幹細胞による再生治療」の報道をご覧になった方へのお知らせ

3月29日にNHKニュース「難病の潰瘍性大腸炎 再生医療で完治を」で取り上げていただいた幹細胞による再生治療は、報道にありました通り臨床研究の開始に向けた準備を進めておりますが、未だ法律に基づく委員会の審査等を経る必要があり、治療を受けて頂く患者さんを募集できる段階には至っておりません。

東京医科歯科大学消化器内科では何とかこれを実現させるべく研究開発をすすめており、複数の試験等により「臨床研究を安全に行うことができる条件が整っていること」が確認できましたら、専門家による厳正な審査を経て、臨床研究を開始したいと考えています。臨床研究開始の具体的な時期については、これら試験・審査等を経て明らかになりますので、改めて本学ホームページ・プレスリリース等を通じてお知らせ致します。

現在の潰瘍性大腸炎・クローン病の治療も格段の進歩を遂げており、患者さんの大多数は現在の治療でよくなるのも事実です。患者さんにおかれましては、主治医の先生と良くご相談し、自信を持って現在ある治療を受けて頂くことをお願い申し上げます。

東京医科歯科大消化器内科 渡辺 守